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Audio-Technica オーディオテクニカがフラグシップMCカートリッジ「AT-ART1000」を7月8日に発売

AT-ART1000の詳しい内容やお買い求めについて

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サウンドハイツではAT-ART1000を常設展示しております。

ご来店くだされば、ご試聴可能です。

お客様の聴き慣れたご愛聴のレコードをお持ちください。
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アクセスマップ(駐車場あり)

Introduction

AT-ART1000 オーディオテクニカの新基準であるダイレクトパワーステレオMCカートリッジAT-ART1000は、オーディオファンに最高峰のリスニング環境をお届けするために、「エクセレンス」プログラムの一環として日本で開発、設計されました。この新しいフラッグシップ機は、オーディオテクニカ史上、もっとも洗練されたカートリッジ。1962年のカートリッジAT-1発売以来、54年の長きにわたり培ってきたアナログオーディオ技術の知識とノウハウを、最先端の素材と設計に融合させることで実現しました。

Direct Power System ダイレクトパワー方式

日々音質を追求し続けている当社では、アナログにおける最高峰のリスニング環境をお届けするため、ダイレクトパワー方式を開発しました。理論上、理想的であると考えられながらも、緻密な生産技術を求められるがゆえ、量産は不可能とされてきた画期的な構造に果敢に挑戦し、創業当初より長年培った独自のアナログ技術を駆使して製品化に成功しました。

本製品は発電コイルをスタイラスチップの真上に配置する、独自のダイレクトパワ一方式を採用したMCカートリッジです。発電コイルをカンチレバーの根元に配置する従来方式と比べ、カンチレバーの長さや材質に起因する音質への影響を抑制できます。 これまで表現が難しかった音の細部まで生々しく描写し、かつてない高忠実度再生を実現します。
Direct Power System ダイレクトパワー方式

Stylus and Cantilever スタイラスチップとカンチレバー

スタイラスチップとカンチレバーは、トップクラス製品に使われる特殊ラインコンタクト針とソリッドボロンカンチレバーを採用しています。レコードの音溝から多くの情報を拾い上げる、高性能な仕様です。

Design details 構 造

コイル材にはφ20μm のPCOCC 線を用い、φ0.9mm で8 ターン巻いた空芯コイルを採用。わずか0.6mm の強力な磁気回路中のギャップに配置することで、空芯型でありながら、コイルインピーダンス3Ωで0.2mV の出力電圧を獲得しています。

Body ボディ

専用磁気回路と振動系を支えるベース部には、チタン削り出し材を採用しています。硬質かつ音響的な響きの良さを持つチタン材は、切削加工に大変な手間とコストがかかるため、当社カートリッジの中でも最高級機のみに使われています。また、ハウジングにはアルミニウム、カバーには硬質樹脂材と、素材の異なる組み合わせにより音質に悪影響を与える寄生共振を分散しています。

Technical specifications テクニカルデータ

型式 ダイレクトパワー方式、
空芯MC型
再生周波数範囲 15~30,000Hz
出力電圧 0.2mV (1kHz、5cm/sec.)
チャンネルセパレーション 30dB (1kHz)
出カバランス 0.5dB (1kHz)
針圧 ダイレクトパワ一方式では、カートリッジに針圧をかけることで、コイルが磁気回路に入り込み発電することができます。生産時に製品を1台ずつ検査・調整し、出力電圧やチャンネルセパレーションが 最適になる針圧を確認した上で、その値を標準針圧に設定しています。よって固体ごとに針圧の適正値が異なる、まさにハンドメイドならではのこだわりです。
コイルインピーダンス 3Ω(1kHz)
直流抵抗
負荷抵抗 30Ω以上(ヘッドアンプ接続時)
コイルインダクタンス 1μH(1kHz)以下
スタチックコンプライアンス 30×10-6cm/dyne
ダイナミックコンプライアンス 12×10-6cm/dyne (100Hz)
針先形状 特殊ラインコンタクト
カンチレバー Φ0.26mm ソリッドボロン
垂直トラッキング角 21°
外形寸法 17.3mm×17.0mm×25.5mm
(H×W×D)
質量 11g
付属品 ・ケース(木箱)
・非磁性体ドライバー
・ワッシャー×2
・プロテクター
・ナット×2
・カートリッジ取り付けビス
 (12mm×2、18mm×2)
・ブラシ
・PCOCCリード線セット

AT-ART1000 オフィシャルサイト

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