1918年、オルトフォンはデンマーク・コペンハーゲンで誕生しました。
オルトフォンの歴史は、1918年にA.ピーターセンとA.ポールセンが創立したエレクトリカル・フォノフィルム・カンパニーにその源を発します。二人は、この会社から行った史上初の本格的な音の出る映画システム“SYSTEM PETERSEN OG POULSEN”の発表で世界に名を馳せました。エレクトリカル・フォノフィルム・カンパニーは、後にフォノフィルム・インダストリーA/Sと改称され、その傘下に、1951年オルトフォンA/Sが設立されました。
「オルトフォン」の名称自体は、既にこの以前からピックアップ製品等に対するブランド名として使用されています。「オルトフォン」は、ギリシャ語の「真正な」「正統な」を意味する“orto”と、同じく「音」を意味する“fon”の2つを組み合わせた造語です。オルトフォンはその名の示すとおり、終始「アナログサウンド」に関わって歩みを進めてきました。そして、自ら標語として掲げる“ACCURACY IN SOUND”の実現を一貫して追求し続けています。
商品説明
アナログサウンドに拘り続けるオルトフォンのHiFiカートリッジは、最高のサウンドを提供するだけでなく、より忠実に、より正確な音を再現します。SPU models
1959年の発表以来、世界中のMCカートリッジの基礎となったステレオMC構造。世界中に愛される伝統のSPUサウンド
グッドマンセン氏の最後の仕事がSPU Royalでした。
金銀の自然合金と同等の合金(electrum)を合成してコ イルを創り上げました。
サマリウムコバルトを磁気回路にあえて採用、針は録音用カッターと同じ形状のReplicant100 を採用しました。
SPU Royal の奏でる音質は柔らかくて自然で、繊細な音質は紛れも無く最高傑作品の一つです。
「SPUの音」のさらに高いレベルへの熟成。SPU Royalはオルトフォンが長年にわたり追い求めてきたテーマへの確かな回答です。誕生以来不変のSPUメカニズムの中心に置かれた発電コイルは、世界で初めてこの製品のために創られた「高純度エレクトラム(electrum=金と銀の合金)」で巻かれています。この素材は、「自然金」をヒントに、超高純度シルバーと精製金を用い、音質的に最も優れたバランスを探り当てる長い試行錯誤の末に生み出されました。SPU Royalの音。それは上品な端正さと高度なバランスの中に、これまでになかった一種の「香気」を感じさせるのです。磁気回路にはサマリウム・コバルト・マグネットを採用し、振動系をはじめ各部に徹底したチューニングを行いました。
SPUの開発者、ロバート・グッドマンセン
1992年にデンマーク王室より文化功労章を授けられた、SPUの開発者ロバート・グッドマンセン(右)。左は当時のOrtofon A/S社長のエリック・ローマン。
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仕様
発電方式:MC出力電圧:0.2mV
周波数特性:20Hz-60,000Hz
適正針圧:3.0g
内部インピーダンス:6 ohm
カンチレバー:アルミニウム
ダイアモンド針:Nude Replicant100
自重:13g(本体のみ。Royal N付属アダプター使用により+2.9g)