Master3
特殊加工を施した硬化ハウジングを採用
『Reference3』と同様に、オーストラリア産のジャラ材へさらに硬度を上げるための独自処理を行います。その工程による共振抑制とハウジングとしての精度の高い最適化は、Timbreシリーズの要として優れたサウンドを提供します。
人工ダイヤモンドを使用した楕円形の無垢針を、Prestigeシリーズと比べ5%の質量削減を実現した5ピースのOTLカンチレバーに搭載。コイルには高純度のUHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅を使用するなど、上位モデルに肉薄する贅沢な仕様となっています。
【Grado 社について】
Grado 社(Grado Laboratories)は、オーディオ界のレジェンドである Joseph Grado によっ て 1953 年に設立されました。現在、Grado は世界的に有名なヘッドフォン、フォノカートリッ ジ、アンプを製造しています。この第 3 世代に渡るファミリーによって経営されている同社は、 創業地である米国ニューヨーク・ブルックリン地区で製造を行っております。サウンドは同社の最優先事項です。
製品特徴
■深みを失わず正確な透明感を生み出す、オーストラリア産ジャラ材をハウジングに使用※Reference3/Master3:硬度を上げるための独自処理を実施、Sonata3/Platinum3:硬度を上げるための処理無し
■全帯域で優れたバランスを実現する独自のFLUX-BRIDGER設計
※特許取得済
■超高純度銅線を用いた4つのコイル間の調和により歪を最小限に抑制
■L/Rバランスの最適化を実現するツインマグネットシステム
■さらに軽量化を果たした独自のOTLカンチレバーにより共振を徹底的に排除
※OTL:Optimized Transmission Line(最適化された伝送経路)
※Reference3/Master3:5ピースタイプ、Sonata3/Platinum3:4ピースタイプ
■人工ダイヤモンドを先端だけでなく全体に使用した独自の楕円形針(Master3/Sonata3)
■ハンド・メイド・イン・ブルックリンによる確かな品質
技術説明
■OTLカンチレバーレコードの溝からカートリッジ内部の発電システムまで、理想的な信号伝送を可能にするOTL(Optimized Transmission Line)カンチレバーは、不要な共振を排除し、回路内で発生するノイズも抑制します。
■高度なコイル巻線技術による4コイルユニゾン
高純度のUHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線を使用した高度なコイル巻線技術が可能にする、4つのコイル間の正確な調和により、歪を最小限に抑制しながら最適なL/Rバランスを実現。正確なステレオイメージにより、ボーカルや楽器など再現性を最大限高めます。
■ツインマグネットシステム
4コイルユニゾンと共にL/R間のバランスを最適化し、正確なステレオイメージを実現するツインマグネット・システムは、 内部磁気回路のパーツを高精度で組み立てる事でその効果を最大限発揮します。
■FLUX-BRIDGER設計
発電システムでの駆動部となるカンチレバーの実効質量を最小レベルにする、独自のFLUX-BRIDGER設計により、全ての帯域で優れたサウンドバランスを実現します。
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仕様
出力(低出力タイプ)1.0mV @5 CMV (45)出力抵抗(低出力タイプ)70Ω
インダクタンス(低出力タイプ)6mH
周波数特性10Hz-60,000Hz
チャンネルセパレーション30dB (10kHz〜30kHz)
適合負荷10k~47kΩ
形式MI 型(MM 型相当)
適合針圧1.6~1.9g
筐体ジャラ材
カンチレバー/針先ボロン/楕円形ダイヤモンド
コンプライアンス20μm/mN
重量10g
JANコード(低出力・モノラル)4528114020517